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宿情報 日々のこと

癒される空間を作りたい。宿をはじめるきっかけの話②

投稿日:2018年10月29日 更新日:

阿蘇はとーーってもいい季節!

ススキのはらの広大な大地に紅葉がとっても綺麗です。

さて、こちらの記事の続きです。

癒される空間をつくりたい。宿をはじめるきっかけの話①

 

当時、仕事が休みの日は必ずカフェに行っていました。
カフェでゆったりと流れる音楽と空間に身も心も預けて
ぼーっとしたり、手帳に日記を書くことが私の癒しの時間でした。

 

モヤモヤもイライラも、大好きなカプチーノを飲み終わるころには

ま、いっかーー♡

とリセットできる。

私にとって、なくてはならない特別な空間でした。

 

だから、思ったのです。

私がカフェに癒してもらって、幾度となく助けられたように
私も誰かの癒しになれたらいいなぁーと。

 

それがカフェなのか、何のお店なのかは当時わからなかったけど
頑張る人を、「おかえり」って温かく迎えるような空間をつくりたいと。

(昨日はゲストさんたちとタコパ!むずかしかった。。)

 

そのあとすぐに
「おまえ、明日から3連休な」
と奇跡の連休を(翌日から急遽。笑)もらうことになり

やったーーー!!北海道いこーー!!

と、深夜帰宅してそのまま航空券を調べたものの
行きたかった北海道のチケットはなく。。

代わりに沖縄行きを発見して、旅立ったのが運命の始まりでした。

少し前から友達にすすめてもらって気になっていた宿、
ビーチロックビレッジの存在を突然思い出し
那覇に着いてから電話をすると たまたま空きがあるとのこと。

 

「受付」とかかれた小さな看板をたどっていった先は一軒家のおうち。

内装も、家具も、手作り感があって、あたたかい。

そして中に入った瞬間に、私の体中の細胞が
「ここだ!!」と 教えてくれました。

私の居場所はここだ!とハッキリわかったのです。

9年経った今でも覚えているあのフシギな感覚。

ザワザワしていた心が、あったかい温泉につかったような
そんな安心感に、ふぅぅぅーーーと包まれていったのです。

 

その場で、これまでの経緯と合わせて
「ここで働きたいんです」伝えました。

その晩、もうひとつのミラクルも重なって
もうこれは運命なんだ!!と受け入れることに。

 

そして数か月後。
私は会社をやめて、沖縄のその宿でボランティアスタッフとして働き始めました。

 

ここでの生活は、私の価値観をまるっと変えることばかりでした。

 

蛇口をひねっても水が出るのは当たり前じゃないんだ、ということ。

水道は引いていないから、山道を下って集落の貯水タンクまで汲みに行っていたのです。
ゲストが多い時は、シャワーの途中でも水が出ないなんて日常茶飯事。

物も、食べ物も、無ければ作る。壊れたら直すがキホン。

20~.30人のスタッフとの共同生活はプライベートなんてほとんどなくて

毎日だれかが泣いていて、どこかで殴り合いのケンカがおきて

当時はほんっとに大変だ!と思っていたけど。笑

おせっかいで、人間くさくて、泥くさくて、愛おしい。

出身も年齢もバラバラだけど、みんな対等で家族みたい。

そして

蛇口をひねれば水が出ること

火をたかなくてもお湯が出ること

鶏をしめなくてもスーパーで買えること

当たり前だと思っていたことが、

本当はありがたいことだったんだと、気が付きました。

都会にいた私は、いかにうわっつらだけの世界で

ひょいひょいっと生きてきたか、わかったのです。

そして、私はこっちの泥くさい生き方のほうが好きだということも。

 

泊まりに来てくれたゲストは

ひとりで来る人はだいたい仕事やプライベートに疲れてしまった人で

来たときは、ちょっと浮かない顔をしていても

一緒にごはんを食べて、じっくり話して、同じ空間で寝ると

フシギなもので、家族みたいな空気になるんです。

そして、イキイキとした表情で「行ってきます!」と旅立っていく。

 

同じ釜の飯を食べて、一つ屋根の下で寝る

 

その癒しのマジックが、私はたまらなく好きでした。

そして 私も、ここみたいな宿をやりたいと心に決めたのです。

 

 

長くなりましたが、こんなストーリーがあり今に至ります。

大好きなビーチロックビレッジは、残念ながら今年の3月をもって12年の幕を閉じました。
リーダーのアキさんは劇団をやりたい!という新たな夢を実現させて
「劇団ビーチロック」として沖縄を拠点に活動しています。

パッションを形にして活動し続けているアキさん。
めちゃめちゃ尊敬しています!

そして、自分の感覚を信じて行動した9年前の自分にも
本当に感謝しています。

今私はとっても幸せです!

だからね、みんな、行動してみたらいい。
不安もしっかり抱きながら、行動してみたらいい。

必要なのは、勇気よりも覚悟。
覚悟を決めて一歩踏み出したら、後は自然と動き出すから大丈夫ですよ^^

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