のどが弱い長女が風邪気味のようで、げっほげっほと夜中にすごい咳。。
インフルエンザが保育園でもはやり始めたのでドキドキしています◎
さて、前回の記事の続きです。
加賀さんは、120年の歴史をもつしいたけ農家の三代目です。
原木しいたけのおいしさを伝えていきたい
原木栽培と菌床栽培。しいたけには二つの栽培方法があります。
国内で流通しているしいたけは、ほとんどが生産効率の良い菌床(きんしょう)栽培。
こちらはハウス栽培で、おがくずや米ぬかを固めたブロック種菌を仕込み、栄養剤によって成長。
収穫まで約4か月だそうです。
一方で原木栽培は、一定の長さに切ったくぬぎにドリルで20~30個の穴をあけ、そこに種菌を入れ込みます。
木を栄養にじっくり育ち、収穫まで約2年もかかるそう。
重労働で自然環境に収穫量が左右される原木しいたけは、年々減って現在ではわずか15%だそうです。
(加賀さん写真をおかりしました!)
原木しいたけといっても、いろいろな栽培方法があり、
冷たい水にざぶんとほだ木(しいたけを栽培する木)をつけて温度差を人工的につくり、
しいたけの芽を強制的に発生させる方法もあるといいます。
そうすることで収穫量が上がるという利点はありますが、加賀さんはあくまで自然発生にこだわります。
適度な湿度と14~15℃という気候条件をクリアし、しいたけのタイミングで芽が出るのを待ちます。
より自然に近い食べ物を。
効率は良くないけれど、その方が美味しいから。
理由はシンプルです。
規格に左右されたくないから農協に出さない
初めて見る人は、これがしいたけ?と目を丸くするかもしれない。
それほど肉厚で、大きいのが特徴です。
農協におろすと、生産品を時価で買い取ってくれます。
金額は毎日変動するものの、おさめたら農協が売ってくれる。
ただ、定められた大きさ以外は「規格外」とされて買い取ってもらえません。
規格にとらわれず、自分が一番おいしいと思う大きさまで。
じっくりと育てるのが加賀さん流です。
オンラインストアで扱うのは、そんなこだわりぬいて作られたものが季節を問わず味わえる、乾燥しいたけ。
乾燥は薪ボイラーを使用しています。16時間、朝晩問わず2時間おきに薪を入れるそう。
遠赤外線効果が作用してなのか、加賀さんのしいたけは甘く香ばしいかおりがしました。
「人が美味しいと思ってくれて、幸せを感じてくれたら最高」
うーんかっこいい!
そんな想いで作る加賀さんのしいたけを、ぜひ全国の皆さんにおすすめしたい!
そしてそんな加賀さんの貴重な生しいたけを、こちらのイベントで食べられますよ☆
http://ogunisorairo.com/2018/01/12/post-755/
しいたけ狩りの体験を提案してみたら、快くOKしてくださいました!
都会ではもちろん、しいたけの生産地でないとできないのでぜひぜひこの機会にどうでしょうか^^
もぎたてのプリプリしいたけを、新鮮なうちにいただきます☆